
株式会社薫寿堂
「薫寿堂」は、そんな日本のお香の起源の地とされる淡路島にて明治26年(1893年)、初代 福永平一郎が創業した「福永線香店」からその歴史を刻み始めました。
わたしたちの哲学は、「古い伝統のうえに新しい伝統を」です。1400年前から続く「香り」という繊細で豊かな伝統の世界にあって、なお今日から明日に向かっての新しい挑戦をつづけています。
"沈水、淡路の嶋に漂著れり"(「日本書紀」)
日本で最も多くのお香・お線香を生産している兵庫県。
その中でも特にたくさんのお香・お線香を生産している地域は「淡路島」です。
淡路島のお香・お線香の生産量は、なんと日本国内の生産量の約70%以上を占めています。
お香の起源は、パミール高原(その大部分は現在のタジキスタンに含まれる)に発するといわれ、その後インドに伝わりました。紀元前5世紀後半「釈迦」による仏教が興ると、焼香としての「香」が盛んに奨められ、仏教の伝播とともにお香は中国を含め各地へ伝わっていきました。我が国では、『日本書紀』に、「推古3年(595年)の夏4月に淡路島に沈水(ちんすい)が漂着した"」と記されており、これがお香に関する最古の記録になります。
これからも「貴客愛薫(ききゃくあいくん)」を経営理念に掲げ、「お客様を貴び、薫りを愛する」という経営理念のもと、よりよい商品の開発や製造に日々精進しています。


