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道民の醤油 日高昆布 - 創業100年以上の老舗の物語を愚直に語り継ぐ

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1891年(明治24年)
福山醸造株式会社
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商品写真 代表取締役写真

福山醸造株式会社
常務取締役 工場長 澤田明夫

道民の醤油 日高昆布(450ml 410円(税抜))

1袋410円(税抜)購入はこちらから

運命の大豆との出逢いにより、会社を福井から札幌にまるごと移転

札幌の地で1世紀以上にわたり醤油醸造業を営んできた、わたしたち福山醸造の前身は、実は、福井県の回船問屋でした。当時から、回船問屋には、自ずと日本全国の美味しい産物がたくさん集まっておりました。
そんなある日、日々の忙しい商いの中で、創業者の福山甚三郎は、「あるもの」と運命的な出会いをすることになります。

その「あるもの」こそが、福山醸造の源ともいえる「北海道の大地が産んだ"大豆"」でした。

ここで普通なら、「よし!この美味しい大豆を沢山(福井で)仕入れて、みんなに沢山買ってもらおう!」と考えるのが商人というもの。ところが、大豆の他にも、「北の大地の豊かな恵み、山の幸、海の幸」に感動していた甚三郎は、この「大豆」を使って、この豊かな食材をさらに美味しく食す「醤油」を造ろう!と思い立ち、大豆を買い付けるどころか、大豆の産地北海道に自分が移住してしまいます。それほどに「この"大豆"でならそれを造れる!」との確信があったのでしょう。現代ほど、交通も通信も限られていた時代に福井から遠く離れた北海道に移り住むと言うのは、大変なことだったと思います。当時甚三郎が、いかに、北海道産の大豆に惚れ込んだかを物語るエピソードです。

回船問屋時代の持ち船の船名版


札幌の赤レンガ工場は北海道遺産に認定

そして、明治二四年、甚三郎は札幌で醤油醸造業(わたしたちの前身、「福山商店」)をはじめたのです。豊かな北海道に魅せられ、この地に根をおろした甚三郎。
札幌に北海道で初めての電灯が灯ったのもちょうどこの頃でした。
まさに、北海道の夜明けとともに福山醸造は産声を上げました。
その後、大正七年には、天然の良質な水(石狩川水系の天然伏流水)で当時から名高かった札幌の苗穂に工場を建設しました。この赤レンガ(百年謹製サイトのTOP画面の動画の一枚にも使われています)の苗穂工場は、平成16年に北海道遺産に認定されました。

北海道遺産に認定された、創業時の工場


国産大豆を入手するのも難しい中、北海道産大豆100%使用

ちなみに皆さまは、日本の「大豆」の自給率をご存知ですか?

実は、大豆と言うと、豆腐、納豆、味噌などと言った"食品"を思い浮かべますが、用途として一番多いのは、"搾油用"なんです。"食品用"と"搾油用"を合わせた国内大豆の消費のうち国内自給率は、僅か4%~6%しかありません。"食品用"に限った場合でも20%程度の自給率です。つまり、わたしたちの周りにある豆腐や納豆、味噌、醤油などのうち、国産大豆を使用している商品は僅か20%にも満たないのです。大豆食品製造者にとってみれば、(仕入れ値に糸目を付けなければ)産地や育て方が明確に分かり、安心、安全で、芳醇で濃厚な味わいを持つ"国産大豆"を使用したいのは自然なところです。しかし、仕入れ値の問題以前に、目の前に"国内大豆生産の一大拠点"のあるわたしたちですら「入手」するのが大変難しい状況になっているのです。

それでも、福山醸造の中には常に、「北海道の蔵元として、北海道の素材だけで、北海道の人々に愛される北海道オリジナルの醤油を作りたい」という想いが常にありました。その想いを込めた商品が、ここでご紹介している「道民の醤油 日高昆布」です。大豆をはじめとして、「北海道産」に徹底的に"こだわり"ました。いいえ、正確には「北海道産」に"こだわることが出来た"と言った方が良いのかもしれません。特に、国内調達が大変厳しい"大豆"に関して言えば、自給率20%の生産量のうち、その3割を生産する北海道という"国内大豆生産の一大拠点"に、わたしたち福山醸造が蔵を構えているということが一番の理由であることは論を待ちません。しかし、その理由に辿り着くとき、わたしたちは、ここにわたしたちを導いてくれた、「原料を買い求めるのではなく、素晴らしい原料があるところに赴く」という甚三郎の100年以上前の決断に思いを馳せずにはいられないのです。

北海道の大豆畑


北海道産大豆100%醤油と昆布との出逢い

さて、「昆布しょうゆ」という商品が誕生した25年前に遡りますと、それは、北海道のある漁業組合が特産である昆布を使用した醤油を作って販売したのが始まりでした。その商品を知った当社は、その美味しさに感動しました。そして、そこでまた"はたと気が付く"のです。大豆にも、水にも恵まれていたわたしたちは、昆布の名品(日高昆布)にさえも恵まれていると。そこから生まれたのが、当社の初代昆布醤油「「トモエ日高昆布しょうゆ」でした。瞬く間に、大手メーカーも類似品を発売し、そこから「昆布醤油」は、北海道内のスーパーで当たり前に扱われる商品群になっていきました。

日高昆布(イメージ)


圧倒的に塩分量が少ない

現在この「昆布醤油」というお醤油が、北海道で生まれ、北海道で愛されているには訳がございます。

1.昆布といえば北海道・・・何はともあれ、北海道が日本最高品質の「昆布」の名産地という事で、新鮮で高品質な昆布が生み出す「旨味」に、道民は慣れ親しんでいました(現在でも、全国の昆布生産量の実に95%が北海道産)。

2.流通の近代化による「気付き」・・・全国的に、昭和後期に流通が発展し、新鮮な素材が簡単にいつでも手に入ることが出来るようになっていきます。そのため、(塩分の多い)保存のための調理から、新鮮な素材を、その場でお料理して、その場で食すという食文化にシフトしていきます。

今では、当たり前のことですが、実はそれは日本の食文化にとっての"大転換期"でした。「自然の恵みの宝庫」に暮らしていた北海道の人々は、特に敏感に反応します。そして、"あること"に気が付きます。それは、新鮮な素材を、余すところなく美味しく頂くためには、「塩辛くしてはダメだ!」ということでした。それは、同時期に生まれていた「健康志向」の流れも大きく影響し、北海道民の「共通認識」になっていきます。ところが、新鮮なお魚や野菜に、手軽に付けられる調味料と言えば現代でもその代表格が醤油ですが、保存のための料理が主流だった当時の醤油は、現代よりもずっと塩分量が高く、せっかくの新鮮な素材の美味しさを消してしまいました。
そんな中、一部の北海道の漁師たちの「新鮮な魚に、"昆布"を煮出した"つゆ"と"数滴の醤油"を落として食べると、(特にイカ・ホタテ・ヒラメなどの繊細な味を持つものが)ものすごく美味しい」という話しが"噂"となり、道内に広まっていきます。塩分量も"数滴の醤油"でしたから、当然に少ないものでした。そうです、「昆布」の旨味成分が味覚上、塩分を補完することで、「醤油」が、"素材の美味しさを消してしまい、また、健康にも良くない強い塩分"を必要としなくなっていったのです。

このように、25年前に、とある漁業組合が「昆布醤油」として商品化するずっと以前から、実は、北海道民の中には「昆布+醤油」という食文化が生まれていたのです。

下の表をご覧ください。事実、「昆布醤油」が、他の醤油に比べて圧倒的に塩分量が少ないことが分かります。(表中の当社商品は、「昆布醤油」のなかでもさらに塩分量を抑えた「減塩タイプ」のものを掲載していますが、昆布醤油としては一般的な塩分量の(今回ご紹介させて頂いている)「道民の醤油 日高昆布」でも、弊社の一般醤油より約30%塩分を抑えています。

 


化学調味料を一切使用していない

既に、何度か触れさせて頂きましたが、わたしたち福山醸造は、「原料を買い求めるのではなく、素晴らしい原料があるところに赴く」という創業者の哲学を全ての製品に込めています。

「道民の醤油 日高昆布」もその哲学に溢れています。

醤油の命 「大豆・小麦」はすべて"北海道産"
「水」は、大自然のミネラルを豊富に含む名水"石狩川天然伏流水"
そして、「昆布」は、名品"日高昆布"


大量生産を捨て、北海道産の大豆と小麦で仕込み、一般的な醤油の倍以上の時間をかけじっくり熟成させた丸大豆しょうゆに、当社独自の「釜茹製法」により抽出した日高昆布だしを合わせました。 通常の濃口しょうゆと比較して食塩分30%カット。

もちろん、化学調味料は一切使用しておりません。

石狩川

昆布醤油の本当の美味しさを日本の多くの方々は知らない

北海道の方々には、文化として受け入れられてきました昆布醤油ですが、実は北海道以外の方々には、まだあまり知られていないという現実がございます。北海道にお越しの際にお試しいただきますと、皆様に「このお醤油美味しいですね!」と言ってもらえるのですが、そもそも北海道以外では、文化として根付いていないので、試してみて好きか嫌いかの前に、そもそも知らない、経験したことが無い、経験したけどはっきり覚えていない等、北海道外では圧倒的に認知が不足していると思います。


私たちは、創業者が100年以上も前に、会社を丸ごと移転するまでして人生を賭けた"北海道産大豆"と北海道の誇る"日高昆布"の出逢いから生まれたこの「道民の醤油日高昆布」をもっと北海道以外の方々にも、お試しいただき、ファンになっていただきたい、末長くご愛顧いただきたいと思っております。

 


品質は最高級! しかしいつも食卓の上にある「お醤油」を目指しました

わたしたち福山醸造は、その歴史からもお分り頂けるように、「道民の普段の暮らし」と共に歩みを進めてきました。それは、わたしたちの哲学ともいえるものです。この「道民の醤油 日高昆布」にもその誇りと精神が惜しみなく注がれています。

「普段使い」とは言えば、まずは、気軽にためらわずに購入できる「価格」が大切な要素です。しかし、だからと言って、大量生産の低品質な製品をつくることは出来ません。「いつもの生活に、ポンと置いてある高品質な醤油」、言葉だけでは簡単ですが、実現は簡単ではありません。しかし、当社にはそれを実現できる土台と自信と創業者から受け継いできた誇りがありました。そうです。生産拠点自体が、良質な素材に囲まれている当社は、多大な流通コストを負担せずに、最高品質の素材を手に入れることが出来るという他社にはないアドバンテージがあったからです。こうして、当社は、「いつもの生活にポンと置いてある、お財布にも優しい高品質な"老舗"の醤油」を実現して参りました。


さらに、「道民の醤油 日高昆布」につきましては、頻度高く使用しても、空気に触れて醤油の鮮度が落ちないように(当社として初めて)開封後90日間鮮度を保つ、「鮮度保持容器」を採用しました。より一層、普段使いに寄り添える商品になりました。

甚三郎が原材料の大豆のために、福井から札幌に会社を移転する英断を下したように、今度は、その意志を受け継ぐ末裔の私たちが、北海道の昆布醤油を本州の方々にご認知いただき、送り届けたいと思っています。その波が少しでも拡がっていけば、天国の甚三郎も冥利に尽きると思います。


その一つの答えである「道民の醤油日高昆布」が、津軽海峡を越えて日本全国の沢山の方々に"感動"として届くことを心より願っております。

 

商品写真
道民の醤油 日高昆布 北海道産100%大豆と北海道産日高昆布の出逢いをお楽しみください 1袋410円(税抜)購入はこちらから 福山醸造オフィシャルサイトへ

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